茨城空港のメリット

茨城空港を開港するメリットはいったい何なのか、現在ある強烈な向かい風を押しのけてまで開港する理由になるのかという事を考えてみました。

茨城空港は開港までにまだ時間があり、今後の動向次第で大きな動きがあるかもしれません。もしかしたら何か大きな変化があるかもしれませんが、ひとまず現在ある情報を元に考えてみる事にします。

空港が完成し、それがしっかりと機能してくれるという事は地域の活性化に繋がります。ただ空港があれば良いというのではなく、それをどう活かしていくかが課題になりますが、色々な可能性が出てくるのではないでしょうか。

地域の活性化に伴い、雇用問題も大きく進展するという事もあるかもしれません。これに関しては今の不況を見ると少し難しいかもしれませんが、少なくとも何も無い状態と比べれば大きな起爆剤となってくれるかもしれません。

ここまで希望的観測に頼る物ばかりでしたが、大きく期待できる物が1つあります。それは航空貨物輸送の拠点ができるという事です。

成田空港は利用客の多さから、国際貨物便の拡大があまり期待できません。そこを茨城空港が受け持つという事になれば、航空会社の数も増えていくのではないでしょうか。

茨城空港に対する海外航空会社の反応は好感触という事ですから、こちらの方面で機能してくれれば少なくとも赤字は回避できるのではないかと思います。

茨城空港には全くメリットが無いというわけではありません。しかしどうしてもデメリット面が目立ってしまうという事も事実です。いかにこの部分を何とかしていくのかが今後の課題ですね。